組織に必要なモノ | 美容室高収益仕組み化研究会
2015-10-23

組織に必要なモノ

昨日、大阪のとある美容室経営者と
お話をしました。

彼の悩みは、

若手スタイリストが、新規の
リピート率が上がらない、との事です。

この悩みを抱えている美容室オーナーは
少なくはないはずです。

 

そして、彼は、
この若手スタイリストには、
武器を渡すべきではないという考えです。

技術力、接客力を身に着けることで、
リピート率を上げる事が出来る、という
考えを持っています。

 

この考え、どう思いますか。

 

今現在の美容室オーナーは、
学校を卒業して、厳しい状況で修業をし、
お金もない中、オーナーの良い所をパクり、

独立を目指して日々学ばれたと思います。

 

ところが、10年前、10年以上前とは、
いろんな状況が変化しています。

まず理解しなければならないのは、
スタイリスト全員が、
独立してやる!という意思を
持っている訳ではない、という事です。

 

そうなると、今現在の美容室経営者とは
目指しているものが違うはずです。

もちろん、意識も違います。

今は美容師を雇用する事さえ、大変な時期。

 

そして、美容業界に限らず、
経営者と雇用される側の立場も
変わりつつあります。

雇用される側は、いわば、引く手あまた。

どこでも働く事が出来る状況です。

 

こうなると、今勤務している若手スタイリストにも、
頑張ってもらうしかありません。

 

どうしようもないスタッフについては、
正直なところ、どこかで見切りをつける必要も
あるかもしれません。

 

でも、頑張りたいけど頑張る事が出来ていない
若手スタッフもいるはずです。

 

となると、この様な若手スタッフには、
何らかの支援が必要です。

 

今現在、経営も、接客も、技術として
再現できる様になっています。

 

ひと昔前までは、

「営業や商売はセンスだ」と言われていましたが、
今はそうではありません。
全て、再現出来る技術になっているのです。

勉強されている方なら、既にご存知だと
思います。

 

【センスと技術の違い】

センスというものは、言い換えると、
もって生まれた感性です。

これは、ほかの人が見ても、
見習う事が出来ません。

 

アメリカの大手リサーチ会社の
gallup(ギャラップ)で、
あらゆる人材のリサーチをしています。

 

仕事が出来る人間に、アンケートを取りました。

「あなたはなぜ、仕事が出来るのですか?」

と質問すると、
仕事が出来る人間の回答は、

「いえ、普通にやっているだけです」という

回答がほとんどだそうです。

 

仕事が出来る人間は、
「自分では普通の事をやってるつもり」
なので、

それを横で見ていても、何のことやら
わからないのです。

 

いわば、再現不可能なわけです。

これが、センスです。

 

一方、技術ですが、
「再現可能」なものです。

例えば、接客において、
相手の心を心地よく開く方法というものも
今は技術として存在しています。

美容室経営者は、
ほかのスタッフよりも、間違いなく
総合得点が高いはずです。

なので、あなたの目線でスタッフを見てしまうと、
どうしても減点方式で見がちです。

これは、あなたとスタッフの目的意識も
違うので、仕方ありません。

 

こういうスタッフには、

「再現可能な技術」を
具体的に教えてあげる必要があります。

そして、再現可能なツールを、
提供してあげる必要もあります。

 

「お店の仕組み」として、
属人的な要素が関係なく、
再現できるようになります。

仕組みを提供する必要があります。

 

柔道で言うと、
あなたは1本勝ちをいつも取れます。

そして若手スタッフは、
「よし、1本取れた!」と施術後に自己理解しても、
いざお客さんは、満足していないという状況です。

若手スタッフは、1本勝ち出来ないのです。

寝技に持ち込む必要が出てきます。

 

そのスタッフの為には、
何らかのツールを準備する必要があります。

例えば、サンキューレターです。

美容師の仕事は、
「来店時の接客だけではない」という事も言えますし、

1本勝ちではなく、

「合わせ技1本」を取らせてあげる為の
ツールが必要です。

 

虎は自分の子供を
崖から突き落とす、と言われますし、
今美容室を経営している方も
その様にされたはずです。

 

でも、今と昔は違うのです。
一番の違いは、人と環境です。

ツールは再現可能なモノです。

このツールを持っておけば、
属人的な要素に頼ることもなく、
スタッフの誰かがやめたとしても、

怖がる事もありません。

 

もし、若手スタッフに対して、
自ら這い上がってくる事を待っていて、
何も準備していないなら、
イヤになって辞めるかもしれません。

大切なのは、
「うまくいく様になってきた」という経験を与え、
本人がより意欲的になってもらうための機会を
提供する事です。

 

再現可能なのか、
あなたでしかできない事なのか、

この違いはとても大きなものです。

 

 

 

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