顧客単価1万円の美容室 | 美容室高収益仕組み化研究会
2015-11-07

顧客単価10000円の美容室

「ウチは、顧客単価1万円なんだ」という

美容室経営者さんがいました。

 

店販もよく動き、一番お金を使う方は
年に30万位使ってくれるそうです。

 

その上位のお客さんが、友達を紹介してくれ、
質の良いお客さんばかりだ、とこの経営者は
言われていました。

 

ここまで聞くと、とても良い美容室に
聞こえますよね。

 

でも私は、顧客平均単価という数字の指標が
なぜ美容室において根付いているのか、
理解が出来ません。

1スタッフあたりの月間売上は理解できます。

 

でも、客単価を出すことに対して、
なんの意味があるのか、さっぱりわかりません。

ちなみに、冒頭で紹介した美容室は、

「ヒマ」なんです。

 

 

顧客単価5000円のお店の2倍の単価があるから、
ヒマなのではありません。

お客さんが少ないのです。

申し訳ないですが、儲かっているようには
見えないのです。

 

良い数字だけとってみれば、
顧客単価1万円です。

このお店のことは私は詳しくわかりませんが、
仮にですよ、1人あたりのお客さんにとる時間が
平均で3時間かかっているのであれば、
1時間当たり3300円の売り上げですよね。

私の父親も技術職なのですが、
技術職の方に多いのは、自分の自慢をしたがる方が
少なからずいます。

 

この顧客単価1万円というのは、
私にはそのようにしか聞こえませんでした。

平日の夕方に、2時間近く話していたのです、
この美容室で。

なのにお客さんは、一人も来ませんでした。
スタッフは2名、3名の少人数美容室では無いのです。

 

なぜ私に、「客単価1万円」と言ってきたのか、
理由もわかりませんし、生産性の無い会話です。

 

最も大切なのは、収益です。
年間の収益、月間の収益。
1スタッフあたりの収益。お店ごとの収益。

 

まずは全体の収益を考えるべきです。
顧客単価は、今追う数字でしょうか?

 

1スタッフあたりの売上を上げるのは重要です。
合計数字が全体の売上、収益につながります。

顧客単価5000円でも、月に2回来てくれる方が
良いかもしれません。

スタイリストでなく、アシスタントが
対応できる施術ならなおさら良いでしょう。

 

全スタッフがパンパンに予定が埋まる程忙しくなれば、
次に考えるのは、「1時間当たりの収益」です。

という事で、客単価は直接的に収益には反映されません。
表向きの数字ではなく、実際残る収益をどう作るのかを
考えていくことが重要です。

 

これは、お店の状況によって違います。

いかに短時間で、いかに収益性が高く出来るか、です。

 

客単価については、
「業界内での自慢話」でしかありません。

独立して経営しているなら、
追うべきは「収益」ですよね。

 

客単価は、収益の裏付けではありません。

 

もし今何かしらで迷っているのであれば、
なんの為に美容室経営をしているか、
という根幹を考えれば、
また正しい方向性を見いだせるかもしれません。

 

 

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