2016-01-10

「俺は何でも出来るぜ」

数日前、美容業界とは関係の無い業界で
会社を経営している方とお会いしました。

その方は、とにかくしゃべり倒します。

コチラが話をしていても、それをさえぎり、
ひたすら私の会話に被せて話してきます。

 

その方は、とても器用です。

自分で営業に行くのはもちろん、
自分で広告を作ったり、
自分で経理をしたり、、、

 

従業員さんは数名います。

でも、この方は、何でも自分で
やりたがると言う性格だそうです。

 

そして最近、広告を作るために
新しいパソコンのソフトの使い方を
学んだので、もっと良い広告が出来ると
言われてました。

 

そして、この方の主な収益源となる
お客さんと言うのは、全て営業で
取ってきています。

そして、広告で新しい事を
したいとの事です。

 

何でも出来るというのは素晴らしいかも
しれませんが、
考えなければならないのは、
自分自身の強みにフォーカスする事。

 

営業で仕事を取ってくるのが、
今までのビジネスモデルです。

にもかかわらず、新しい事に向けて
活動しようとしており、

「営業そのもの」を強化するつもりは
無いみたいです。

 

 

「器用貧乏」

器用貧乏って、辞書で調べると、

—————
器用であるために、あちこちに手を出し、
どれも中途半端となって大成しない事。
また、器用なために他人から便利がられて
こき使われ、自分ではいっこうに大成しないこと。
—————

と出ています。

 

専門店ビジネスというのは、
一般消費者向けにメッセージを発信すると、
その特徴が見えません。

「万人受け」を狙った専門店は、
「浅く、広く」というメッセージ発信になり、
結局のところ、誰にも突き刺さりません。

 

色んな業務が出来る様になるよりも、
得意分野を強化する事と、
得意分野の価値を伝えるメッセージが
重要です。

 

 

例えば、1万円で何かしらの販促物を
業者さんに作ってもらっていたとします。

ここで一般的に考えがちなのが、
「毎回1万払うなら、業者に頼まず、
 自分でそれが出来る様になる方が良い」

という考えです。

特に、器用貧乏と言われる人には、
この感覚はとても強いようです。

 

でもここで考えるべき事は、
自分で新しい事が出来る様になる為に
大量の時間を費やす必要があるという事。

新しく覚えた事は、最初から完璧には
まず出来ません。

とても時間が掛かります。

 

1万円で外部委託しているという事は、

「あなたの時間を1万円で買った」

という事です。

 

お客さんを1名もしくは2名施術すると、
その1万円は回収できます。

 

なのに、1万円の依頼がもったいないし、
自分でやった方がより自分らしいモノが
出来ると考えてしまい、結局は中途半端。

 

その分野には、その専門職があり、
あなたが施術以外でのスキルを付けた所で、
その分野での一番にはなれません。

 

その分野の仕事を新たに覚えたところで、
全て出来る様になるまではとても時間が掛かります。

 

大切なのは、経営者の時給を上げる事。

 

新しい学びと言うのは、人間が大好きな
モノです。

刺激がいっぱいなのです。

 

でも振り返ると、そんな新しい事に費やす
時間と言うのは、果てしないです。

表面的なモノしか見えていない人は、
こういう風に、「自分でやろう」と
思ってしまいがちですが、
その代償として、時間を失っています。

 

お金はいつでも稼げますが、
あなたの時間は返って来ません。

 

自分自身がどこを強化すべきかを
考える必要があります。

 

オススメの本として、

「7つの習慣」です。

この本で、4つの領域についての
話が書かれています。

 

という話をすると、
器用貧乏チームの人たちは、
「7つの習慣」「領域」などで
ネット検索し、物事のうわべだけを
解釈するモノです。

 

本はその様に活用するものではなく、
その前後の話を読まなければ理解出来ません。

 

大切なのは、時間です。
少額で業者に依頼して出来る事であれば、
その業者に任せるべきです。

 

私も、昔は「これを自分でやろう」と思い、
1カ月掛かって仕上げた事がありました。

でもそれを業者に依頼すると、
1週間で出来ました。

しかも、自分は対価を支払う事で、
1カ月の時間が出来ました。

 

目先のお金よりも、時間が重要です。

時間があなたに価値をもたらします。

 

器用貧乏は、プチ成功するかもしれませんが、
大きく成功するのは難しいと言われています。

器用貧乏の行きつく先は、器用貧乏な
生活です。

 

自分自身の強み、理解していますか?

 

 

 

 

 

 

関連記事
カテゴリー