2016-05-19

店販を勧められないスタッフ・・・

美容室さんの会議にて

 

このお話は、
スタッフ管理だけではなく、
お客さんへの接客についても
大きく関わるお話です。

 

先日、美容室さんの
定例会議に出席させて頂き、

店販売上についての話が
出てきました。

この美容室さんの課題の中の
大きな1つが、店販売上です。

 

そして、会議中盤で
店販売上に関する話題に。

 

スタッフが数名いますが、
全くと言ってよいほど
店販売上を作らないスタッフが
数名いるとの事でした。

レアな話ではない事だと思います。

 

店長からは、
「この様に接客し、勧めてみて」と
常々、話をしているそうですが、

でも、問題は解決しません。

 

その店長さんも、
口酸っぱく勧める事を
そのスタッフに伝えている様です。

伝え方を変えたり、
言うタイミングを変えたり、
仕事場とは違う所で話をしたり。

 

でも、結果は何も変わらない状況が
数カ月続いていました。

 

美容室経営をしているなら、
これとは全く同じでは無くても
似たような問題があるかもしれません。

 

 

そしてこの問題を解決する為には、
2つのポイントがあります。

 

1つ目は、過去のブログでも
書いたように思うのですが、

「どうやって彼(店販売らないスタッフ)に
 売ってもらう様にしてもらおうか」

と考える事自体に問題がある、
と言う事です。

 

「どうやって勧めてもらうか」
「どうやって買ってもらうか」

この思考の元で物事を考えると、
実は、本来の解決策が出てきません。

 

表面的な対応のみとなり、
一時的にはスタッフが動くかも
しれませんが、

長続きしません。

 

問題は違う所にあるからです。

 

2つ目は、1つ目と関連しますが、

まず、

「彼にどうやって勧めてもらうか」
ではなく、

「なぜ、彼は勧めないのか」と、
表面的に勧めてもらう事を考える前に、
彼が勧めない、勧めるのが上手くない
理由を考えていく、と言う事です。

 

そして、
「なぜ彼は勧めないのか」と
自問自答すれば、

何か見えて来るはずです。

 

例えば、
「勧めてイヤな思いをした事がある」
「自分が人に勧められるのがイヤだから」
「勧めるより、差し障りなく勧めない方が良い」
「売りつけるのは美容師の仕事ではない」

などなど、
何かしらの理由が必ずあるので
勧めないという状況が起こっています。

 

「どうやって勧めてもらうか」と考えると、
物事の表面だけしか見えません。

「なぜ?」と言う思考で考えると、
表面ではなく、本質が見えてきます。

 

そして次に行うのが、

「なぜ?」の自問自答に対し、
答えが出て来ると思うのですが、

たとえば、
「勧めない理由は、~~だから」
と出て来ると、

その次に、
「なぜ、~~なのか」と
再度自問自答をします。

なぜ~~なのか、と考えると、
その後ろにある理由が見えてきます。

 

この様に、
「なぜ?」の質問を
5~6回繰り返し自問自答をすると、

本当の問題が明確に見えてきます。

 

 

本当の問題をあぶり出す事で、
そのスタッフに、どの様な
アプローチをしてあげるべきか、
どの様な事が不足しているのか、
どの様なサポートを行うべきか、
どの様な話をしてあげるべきか、

が明確に見えてきます。

 

 

苦手意識と言うのは、
当本人の感覚でしかありません。

その当本人の感覚を理解せず、

「こうやって勧めなさい」

と言われても、
全くピンと来ません。

 

接客でもスタッフ管理でも、
この様に、
まず相手を徹底的に理解しようと
する事が入り口です。

 

なぜ彼は勧めるのが苦手なのか?
なぜ新規再来率が低いのか?
なぜ店販売上目標が達成しないのか?
なぜ彼はウチを辞めたがっているのか?

 

なぜ、と言う質問を
自分自身に行う事はとてもしんどいですが、

でもこの様に考え続ける事で、
本当の問題が見えてきて、

問題の解決に対し、
最短距離で活動する事が
出来る様になります。

 

物事が起こる事に対しては
必ず、何らかの理由・背景が
存在しています。

 

自分の時間の使い方に問題があるのか、
お店の仕組みに問題があるのか、

何か解決すべき問題が
必ずあります。

(目標に達しているなら別ですが)

 

 

考え続ける事って、
本当にしんどい事であり、

体を使って働く事は、
働く、と言う事においては
最もラクな仕事です。

 

スタッフの事を考えてあげる事、
目標達成の本当の阻害要因を
答えが出るまで考え続ける事。

 

今日のサロンワークだけを行うと、
本当の問題解決が出来ず、
目先の仕事に奔走してしまい、

色んな諸問題の根本解決が
出来ないままに、
数年、同じような事を続けてしまいます。

 

僕は一人で仕事しているので、
「なぜ?」を自問自答し、

1人でホワイトボードに書き出し、
その問題を解決する為には
何をするべきなのか、と言う事を

問題が出てきた時には
行っています。

 

惰性で、今までのままで
走り続ける事ほど、
恐いモノはありません。

 

人間と言うのは、
変化を最も嫌います。

昨日までと同じ生活、
昨日までと同じ仕事スタイルが
昨日までと同じ結果を保証するので、

人の脳を心地よくさせます。

 

何となく毎日やってしまってる
事があれば、

その様な事も、
やるべきかどうかを考え、
改善していく必要があります。

 

なぜ?は色んな方面で
使える、最強の質問です。

 

体ではなく、
頭に汗を書くのが
経営者の仕事ではないでしょうか。

 

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