スタッフを退職させたくない方へ | 美容室高収益仕組み化研究会
2016-06-03

スタッフを退職させたくない方へ

数カ月前、
美容室さんの会議に出席して、
店長さんと大ゲンカ。

 

僕は元々、気がとても短いですが、
気分で怒った訳ではありません。

 

その店には経営者さんがいるのですが、
経営者さんは現場を離れていて、

その経営者さんの部下として
店長がいる、と言う組織。

 

 

その店長さん、
とても一生懸命な方で、
数字には人一倍厳しく
決めた数字に対して一直線で
行動をされる方です。

 

でも問題がありました。

会議内で決めごとをし、
その決めた事を1カ月で
やっていくという方向なのですが、

店長さん自体は、その決めた事を
実行されます。

 

でも、店舗として取り組みをせずに
やっているのはその店長さん1名のみ。

 

結局のところ、
その店舗としての実績については
数名いる店舗にもかかわらず、

1馬力という、いわば店長の行動でのみ
結果が出ている状況です。

 

 

その他のスタッフさんについては
取り組み内容さえ理解をしておらず、

また、各々の数字目標さえも
明確になっていません。

 
数名の店舗にもかかわらず、
出た実績と言うのは、店長1名のみの
頑張りの結果であり、

この様な事が数カ月も続いていたので
バトル、というか、
問題点を整理し、改善する話し合いを
行いました。

 

 

この店長さんは、

「背中を見せたらスタッフは付いてくる」と

思い込んでいたのではなく、

ただ、
スタッフに目標を振り分ける事が苦手で、
その様な振る舞いしか出来てなかった、
と言う事です。

 

 

 

スタッフさんの管理については、
言いにくい事であっても、
気付きを与える事、
改善してもらう事を目的として
面と向かった話し合いも必要です。

 

 

 

実際、今美容室を経営されている方は
勤務していた先輩方から厳しい指導を受け、
今、経営されていると思います。

 

自分の店を持ち、
次に直面するところは、スタッフ管理です。

 

 

「スタッフに辞められては困る」
「気分よく働いてほしい」

この様に考えてしまうのは、
誰しもが同じです。

 

 

でも、必ずしなければならないのは
スタッフと面と向かって話をする事、

スタッフの成長の機会を提供する事です。

 

 

差し障りないスタッフ管理と言うのは、
ハッキリ言って、最もラクチンです。

でも、この様な事をしていると、
スタッフは成長の機会を得る事、
自分の問題点に気付く事はありません。

 

 

この様な接し方を続けていくと、
結果、
「この美容室で学ぶ事はもう無いよな…」
「面白くない」

「自分の成長を感じられないな、ココでは」
となり、

退職につながります。

 

 

 

【スタッフの欠点を認めさせるアプローチ法】

僕は上で書いた店長さんは
自分の責任の範ちゅうを理解されてなかったので
ストレートに話をしましたが、

ストレートに話をする事が難しいなら、
以下の様なアプローチ法を使えば、

スタッフに弱点を認めさせ、
また、相手が心のガードをする事無く、

うまく受け入れてもらう事も可能です。

 

 

この手法は、
「ストロークのサンドイッチ」と言うのですが、

スタッフの欠点を認めさせ、
欠点を改善させていきたいなと思う時に
話す方法としてはとても使いやすいです。

 

人は誰でもそうなのですが、
褒められるとうれしくなり、
また逆に、けなされると心を閉ざします。

 

この心を閉ざす状況を恐れて、
何もスタッフに話しかけなくなれば、
スタッフは仕事に飽き、
自分は仕事がいい感じに出来てると
勘違いをしてしまい、
辞めていきます。

 

 

接客でもスタッフ管理でも、
まずは相手の心を開くことが重要です。

 

そして、
「良い事⇒悪い事⇒良い事」
と伝える事が、

いわばストロークのサンドイッチ
なんですが、

————————

・~くんは○○が本当に得意だね

・少し気になるのは、
△△については苦手意識が

ある様に行動から見えるんだ
・~くんの△△をもう少しこうすれば、
○○がもっと活きて、素晴らしい
スタイリストになれるよ。
だから△△に対しての改善法を
このようにやっていこう

————————

 

という感じです。

 

この様に、良い事を挟み込めば、
苦手意識を聞き入れてもらう事も
さほど抵抗がなくなり、

さらに、強みをつながりを持たせて
話をする事によって、
自分の業務への具体性を示して
伝える事が出来る様になります。

 

 

スタッフに言いたい事を言えない、
と言う経営者さんは少なくありません。

 

でも、スタッフに何も言わないと、
スタッフが自分の存在価値を見失い、
成長できなくなり、悪循環です。

 

スタッフ本人の事を考えると、
適度に本人の強み、弱みを
認めさせる機会を持たなければなりません。

 

 

争いを避けていると
成長が止まります。

立ち話ではなく、
月に1度くらいは、
スタッフへの業務フィードバックを
面と向かって行う事も大切ですし、

この様な機会を持つ事により、
スタッフは自分の存在価値を
見出す事も出来ます。

 

 

退職するのは、
自分の求める事がココに無い、
と思うからであり、

差し障りないスタッフ管理をしていると、
この様な事が起こります。

 

お客さんとの絆作りも大切ですが、
それよりも、
お店の収益を生み出してくれるスタッフとの
本当の絆作りが重要です。

 

 

いつの時代も、
何でも理解してくれる先輩って、いいですよね。

 

過剰な気遣いは、
表面的には整える事が出来ても、

本質は改善されません。

 

お客さん50人よりも、
スタッフ1名を大切にして下さいね。

 

 

 

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