かみ合わない「アプリ」活用 | 美容室高収益仕組み化研究会
2015-12-02

かみ合わない「アプリ」活用

とあるセミナーを開いたあと、

参加者の方から、

 

「アプリでお客さんを呼びたいんです」

 

と相談されました。

 

なんでも、今は大手広告代理店からの

新規集客が毎月数十人来るらしく、

それはそれでよいのですが、

それ以外の集客方法がないので、

不安だとの事。

 

それで今、他の集客方法を考えていて、

何らかのアプリで集客をしたいとの事です。

 

私は即座に言いました。

 

「やめたほうがいいですよ」と。

 

実は私は独立開業後すぐには、

3つの事業をやっていました。

 

なぜかというと、

柱が1個だけではどうなるのか

わからないし、怖かったからです。

 

結果どうなったかというと、

一つは事業としては成立しましたが、

まる一日の時間がとられてしまう。

もう一つは裁判沙汰(私が訴訟した側です)。

 

結局のところ、何かに特化してやらなければ

自分の色も出せないし、強みをより強く出来ない。

 

という恥ずかしい経験が自分にあったのですが、

今回の相談は、すぐさま返答しました。

 

何故この様な返答をしたかというと、

「視点を変える必要がある」からです。

 

私はこの美容室経営者さんに質問しました。

 

「どんなお客さんを集客したいんですか」

 

すると、答えは返ってきませんでした。

 

肝心なのは、

・どんなお店にしたいのか

・どんなお客さんに来てもらいたいのか

・などなど

ですよね。

 

今回の話は、アプリで、と決め打ちだったのですが、

では仮に、アプリを使わない世代のお客さんを

集客したいのであれば、アプリは使う価値が

ありません。

 

アプリはいわば、枝の話です。

肝心なのは、幹を具体化する事です。

 

私もこの経営者さんと話していて、

気付きがありながらの会話だったのですが、

ちなみにこの美容室さんの現状の顧客層は、

20~40代の女性が大半だという事。

 

そして、集客したいけど、来てくれていない世代は、

50~60代の女性との事でした。

お金を使ってくれる世代な訳です。

 

この、集客したいお客さんを決めるのが、

いわゆる、幹の部分です。

 

ではそのあとにするべきことはというと、

その世代の中でも、もっと絞り込みを

行う必要があるという事です。

 

安い美容室に行くお客さんは対象外ですし、

髪いお金を掛けてでも大切にしたいと思っている

層へのアプローチが必要です。

 

となると、次は、

そのお客さん層は、日ごろどの様なライフスタイルを

送っているのかを調べる事です。

 

例えば、近所に落ち着いたカフェ、というか、

いわゆるその世代の方々がランチに行くようなお店とか、

午後に行くカフェ、花屋さんとか、

いわば、髪にお金を掛ける事が出来る方々が

どこに出没(変な言い方ですいません)しているかを

調べます。

 

そうすれば、どこに、どの媒体で、どのようなアプローチで

集客すべきかが見えてきます。

 

ネットは便利です。

でも、ネットの文言は、紙媒体の10分の1も

読まれないと言われているんです。

 

ページを表示すれば、その他競合の

ホームページとか、色んな情報が

あまりにも多すぎるので、

目移りみたいな状態になります。

 

紙の媒体も、顧客層を分割すれば

とても強烈な販促物になりますし、

アプリと言っても、その使用者層を

見極めなければなりません。

 

仮に60代世代の集客をアプリでするのは、

宝くじを当てに行くような確率かもしれません。

 

肝心なのは、幹を考える事。

 

他店が行っていて、良い成果が出てる!という話、

良く聞くと思いますが、

それをマネしても、同じ結果が出ないのは、

「幹」を見ていないからなのです。

 

目に見えるものは、「枝」でしかありません。

 

幹は、「戦略」と言います。

枝は、「戦術」と言います。

 

戦略の前には目標があり、

目標の前には目的、理念があります。

 

この考えを理解しておけば、

流行りもののツールに気持ちを引っ張られる事は

ありません。

 

 

あなたはどんな顧客層を呼びたいですか。

 

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