すぐ売上になるモノはすぐパクられる | 美容室高収益仕組み化研究会
2015-12-03

すぐ売上になるモノはすぐパクられる

今日は私の少しお恥ずかしいお話です。

 

サラリーマンをやめ、独立した時、

まず自分の生活の計画を立てました。

 

基本給が無いので、基本給代わりに

なる仕事も含め、仕事を3つ始めました。

 

そのうちの一つが、ネットショップです。

 

知人のコネクションで安く仕入れたものを

ネットショップに出し、ネット広告を打ち、

とやったのですが、

 

実はネットショップ立ちあげて3カ月後には

月収30万にはなっていました。

 

でもその取扱商品というのは、

どこでも売られているモノです。

 

最初は最安値でたくさん出品し、

初月から100万以上売れました。

 

でも、順調ではありませでした。

 

なぜなら、私以上に安く売るショップが

どんどん出没してくるのです。

 

私は個人でやっており、競合は法人で

数のパワーで仕掛けてきます。

 

どんどん利益が薄くなっていきました。

 

しかもですよ、1日の大半が、

その仕事に取られてしまう。

 

マーケティングの勉強時間すら十分に

確保できない状態でした。

 

という事で、ネットショップについては

半年もしないウチにやめました。

 

学んだことは、

「誰でもすぐに出来、すぐに売り上げが上がる事は

 簡単にマネされてしまう」という事です。

 

これは美容業界に置き換えても、言える事だと

思います。

 

最近、私の地元和歌山では、

地域雑誌に広告を掲載する美容室さんがとても多いです。

 

先月、変わった広告が地域雑誌に出ていました。

 

それは、とある若手スタッフが美容師になったキッカケから、

どんなお客さんに来てほしいか、というメッセージを

まる一面に出しているモノでした。

 

面白いなー、と思ってみてましたが、結果は知りません。

 

そしてその翌月、他の美容室が同じ様な広告を出してました。

ほとんど構成は同じでした。

 

「何か新しい事をしたい」という思いからこのような広告を

出したのかもしれませんし、意図はわかりません。

 

ただ言える事は、表面的に見えるモノというのは、

誰でもかれでもカンタンにパクれるという事です。

 

目に見えるモノを、「戦術」と言います。

戦術の背景にあるのは、戦略です。

戦略は、いわば企業理念みたいなもので、

「どうありたいか」という経営の基盤になる考えです。

 

戦略があってこそ、何をどうするのか、という戦術が

生まれますが、うわべの戦術に、根本的な考えがなかったり、

うわべで見えるモノをそのままパクったりするだけなら、

しょせん長続きしません。

 

店舗経営だけではなく、中小企業の経営においても

「戦略」というのはとても大切なものであり、

進むべき道を正してくれるのも戦略や企業理念です。

 

今年はこれ、来年はあれ、来月はあれを、と、

目先のやり方を変えるだけでは、基盤は大きくなりません。

 

「~というアプリがまだ美容室で導入している所が少ないし、

 今がチャンスだ!」

という考えだけでは、当たるかどうかの宝くじです。

 

こんな考えはやめて下さいね。

 

肝心なのは、根元の考えです。

 

どんな美容室にしたいか、

どんなお客さんに来てほしいか、

その対象のお客さんはどんなライフスタイルをしていて、

日ごろどこに出没しているか、

どんなものを日頃見ているか。

 

こう考えれば、根元から考えられるはずです。

 

今まで通用しなかったツールを変えるのは

悪いことでもないですし、私もします。

 

ただ、先ほどのアプリの様に、

根拠のない導入ではなく、

ある程度の絞り込み、推測がなければ、

お金をドブに捨てる様なものになります。

 

呼びたいお客さんの窓口はありますか。

その窓口で十分でしょうか。

 

経営者としては、やることは永遠に尽きないですけど、

応援しています。

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