チャック開いてますよ! | 美容室高収益仕組み化研究会
2016-04-03

チャック開いてますよ!

昨日、とある業者さんと
打合せをしていました。

髪をパチッと整えていて、
キレイなスーツを着ている
30代後半の男性です。

モテそうな雰囲気の方で、
話している事も誠実でした。

依頼したい事があり、
来てもらったのですが、
僕の要望をキチンと聞き、
微笑ましい笑顔で対応されていて、
会話も上手でした。

 

そして話が終わり、
ふと視線を目より下に向けると、
チャックが全開でした。

「開いてますよ」と言ってあげて、
あっ、と直していました。

それまでは僕の話をキチンと聞き、
とても良い対応をされていましたが、
チャックの話から急にあせり出し、
今まではコッチの話を最後まで
キチンと聞いていたのに、

その後の会話では、
僕が話し終わる前に、
かぶせる様に話をしはじめ、
何か急に対応が変わりました。

僕は、「たかがチャックで」と
思ったのですが、

その変貌ぶりに違和感を感じ、
「この人、本当はどんな人なんだろ」と
少し疑いを持ってしまいました。

 

 

会社勤めのとき、
僕はペット関連メーカーだったのですが、
犬の美容室、
いわゆるトリミング店においても、
お客さんへの価値の伝え方という講習を
受けた事があります。

 

それは、
「最初の対応と、
帰り際の対応に最も気を付ける事」です。

 

終わりよければ全てよし、
という言葉がありますが、
人って、最後のその人への印象は、
とても深く心に焼き付けられるものです。

 

お店を出ようとするときに、
最後のあいさつで、
目線をお客さんと離してしまい、
ただ、ありがとうという言葉を
言葉だけで言ってしまっていて、
お客さんには誠実さが伝わらず、

施術で満足したのに、
帰る間際で印象を悪くし、
後味の悪い印象を残してしまいます。

 

僕も仕事柄で、
色んな方と話をしますが、
「誠実さ」って、
仕事を共に行う時の
最も重要な基準になるのではと
常々思います。

 

 

昨日、
僕が良いお付き合いをさせてもらっている
他業種の経営者さんから、
「ホステスの心得」という冊子を
パソコンで送ってもらったのですが、

そこに書いていた一文で、

「もっともダメなホステスは、
 お客様の話を腰折って、
 尋ねられてもいないのに
 自分のことばかり、
 トウトウと話すホステスである」

「雄弁なホステスより、
 寡黙(かもく)にして、
 真剣に話を聞いてくれるホステスを
 お客様は好む」

「お客様の話は、
 顔を正面に向けて話す」

と書いていました。

自分の日々の行動と
答え合わせをしてみましたが、
無意識のうちに、この様な事も
抜けてしまっているなと思いました。

 

僕がお客さんとして
美容室に行ってて思うのは、
(ま、男性なので参考になりませんが)

いいなーと思う美容師さんには、
技術がいかに優れているとか、
望んだ事はありません。

コチラの要望をキチンと聞いてくれて、
それに対して、その要望を気にしながら
「こんな感じでどうすかね?」と
気配りをしてくれる方に
共感というか、安心感を持ちます。

今僕がお客さんとして
通っている美容室の美容師さんも

「林田さん、ココちょっと切りすぎちゃいました」

とハッキリ言ってくれます。

まあ男性と女性では
全く違うのはわかっていますが、
この美容師さんは、
正直・誠実な方であって、
僕は多少、変な髪型にされても
通い続けると思います。

 

僕の美容師さんとの経験は、
参考にしてもらう必要はありませんが、

誠実さって、
言葉には出にくいですが、
些細な仕草で出てしまい、
そういったところは、
お客さんが見逃さずに感じています。

 

何度も言いますが、
お客さんというのは、

最初はお店の提案に興味を持ち、
2回目は「人」に興味を持ち、
来店/利用してくれるというのは、
どの業種・業界でも同じです。

 

多少高くても、
多少煩雑であっても、

その人に興味を持てれば、
許してしまいますし、安心するモノです。

 

 

流行っているお店が
最高の技術を提供してる訳でもなく、

技術を磨いたからと言って、
お客さんにその価値を伝える事も
正直、難しいと思います。

 

世の中にある、
あらゆる専門店ビジネスって、
たくさんありますよね。

ホームセンター、量販店等で
廉価版(安めの商品)がたくさん
あるにも関わらず、

高い専門店で買うお客さんがいます。

人口全体の2割前後が
この様な方です。

 

そして、
テレビでよくみるのは、
専門店において、

「名物オヤジ」とか
「名物スタッフ」です。

でも、
「名物料理」って、
専門店としては
長く話題にはのぼっていません。

 

人は、人に興味を持ち、
ずっと利用してくれるものです。

名物料理は、
類似品がすぐに出てくるし、
目新しさだけで話題になるので、
やがて、お客さんは飽きてしまいます。

 

でも、人には飽きません。
人には興味を持ち続けます。

 

専門店においては、
パーソナリティ(人間性)を
表す事は必須です。

クソ真面目で、
人間味がなくて、という人には
あまり興味を持たないモノです。

親切丁寧は、
どこのお店でも提供しています。

 

なぜ、フェイスブックで、
人が投稿している些細な話に
人となりを感じるのでしょうか。

なぜ、親しみが沸くのでしょうか。

 

専門店ビジネスには、
人がツキモノです。

 

「お客さんがお店を選ぶ理由」と

「プロが思っているお客さんの基準」は

必ずギャップがあります。
美容室だけではありません。

 

大切なのは、
「お客さんを知る事」です。

何という事の無い理由で、
お客さんはお店を利用してたりします。

 

僕は美容室の業界において、
なぜ、こんなに技術の勉強会が
たくさんあるのに、

集客の勉強会がさほど無いのか
不思議でしかありません。

 

特殊な技術はあるでしょうけど、
それよりも前に、
お客さんに興味を持ってもらう
方法を学ぶべきだと僕は思います。

 

技術は、極めようとすると
キリがありません。
集客も極めようとすると
キリがありませんが、

技術力と集客力において、
今強化するべきなのは、
弱みと思う方です。

弱みを強化すれば、
売上が最もアップします。

 

僕のブログを読んでくれている方には
もっと色んな事を提供したいですし、
共感してくれる人だけが
共感してくれたらと思います。

 

では今日も良い1日を!!

 

 

 

 

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