スタイリストの退職・・・ | 美容室高収益仕組み化研究会
2016-05-08

スタイリストの退職・・・

スタイリストの退職を
事前に防ぐお話です。

その前に、
僕が転職をした時の話を
お話します。

 

僕は飽き性なので、
何度か転職したのですが、
その時の一つの理由です。

僕が会社を辞めた時は、
毎日の充実感が無く、
その会社に居続けても
成長する機会が無いと決断し、
会社を辞めました。

 

でも、その背景には、
色んな要因があったと思いますが、
少なからず、上司には
本当の退職理由なんか、
これっぽっちも話していません。

コレは当たり前です。

 

面白くない理由が山ほどあり、
その中でも一番の要因が
自分の成長を感じられていない、
という所だったと思います。

 

実際、会社・お店を辞める理由は
人それぞれなので、
僕の話が参考になるのかは
分かりませんが、
絶対的に言えるのは、

会社を辞める時に
経営者に伝える退職理由は
真実では無いという事です。

 

僕の場合、
「やれる事はもうやった」と考え、
その会社で追及する事、
その会社で学ぶことが
もう無い、と判断しました。

本当は、もっとすべき事が
あるのに、
こう思ってしまうものです。

 

 

そして先日、
僕が以前お付き合いしていた
美容室さんで、

一人、退職する事を
決めたスタッフがいます。

この方は、
美容師の仕事自体がつまらなく、
違う人生を歩みたいとの事で、
コレを期に、美容師を
辞めるそうです。

 

でもここで考えるべき事は、
その美容室、その店長、
その経営者さんが、
退職を決めたスタッフに
次のステップを提供していなかった
という事なのかもしれません。

 

少しマネジメントの話ですが、
誰でも、
「自分の存在を認めてほしい」
「自分のやり甲斐を見出したい」
「成長したい」
と思っています。

でも事実として、
その方は、毎日のやり甲斐を
感じなくなったため、

お店を辞めるという決断に
至ったという事は間違いありません。

 

 

経営者となると、
数字(売上)のプレッシャーがあり、
スタッフに対しても
その数字のプレッシャーを
直接的、間接的に
与えてしまいがちです。

 

数字を上げるという事は、
経営者の仕事ではありますが、

スタッフにおいては、
その仕事をする事により、
自分がどの様になれるか、

その数字を達成する事により、
自分がどう変われるか、

これが無ければ、
スタッフのモチベーションは
上がりませんし、

数字、と言う見方も、
経営者とスタッフでは違います。
考え方が違うという事です。

 

そしてそれ以前にスタッフは、
自分の事を認めてほしいと
思っています。

たとえ、30点しか
上げなくても、
必ずそのスタッフには
良い所があり、
そこを指摘して欲しいと
思っています。

 

マネジメントの基本なのですが、
まず、スタッフの存在価値を
「言葉で何度も」伝えてあげなければ
なりません。

 

「アイツは甘いから」と言って、
厳しい言葉ばかりを投げかけ、
仕事に対する意欲が無いまま、

「今月は○○万目標な」と
言われても、

意欲がわく訳ありません。

 

どうしても、
表面的な数字に注視を
しがちですが、

「スタッフA君が
 数字を上げない理由」を
まず明確にする事です。

 

「なんで数字が
 上がれへんねん、彼は」
ではなく、

「彼が数字を上げる意欲が
 あまり無い理由は何か」
と考え、

コレを追及しなければ、
表面上に唯一見える、
仕事に対しての意欲の背景の
理由が見えてきません。

 

もともと意欲的なスタッフは、
ごく一部です。

全員の能力が
高いなんて事はありません。

 

また、仕事において、
自分の成長が感じられる
環境でなければ、

そして、自分の存在価値を
感じられる環境でなければ、
退職では無くても、
ただ、惰性で働いている
だけとなってしまいます。

 

今、スタッフA君に、
どれ位の働く理由があるのか、
コレを見極める必要があります。

 

例えばですが、
今までカラー・パーマを
やった事が無いアシスタントが、

「今日からやって」と言うと、

そのアシスタントは、
意欲満々になりますし、
この光景は、
あなたも見た事があるはずです。

 

でも、その意欲満々状態は、
数か月しか持ちません。

 

ある程度出来る様になれば、
次の仕事、次の成長機会を
提供してあげなければ、
そのスタッフの意欲は落ちます。

 

経営者って、
人を上から見るので、
スタッフの事を低く見がちですが、

実はスタッフと言うのはその逆で、
下から見ると、
上の人との距離が
そんなに遠くない、と判断します。

 

だからこそ、
次のステップと言うモノを
提供してあげなければ、
「オレもう出来るのに」と
勘違いしてしまいます。

そのスタッフのレベルを
キチンと伝えてあげて、
次の課題を細分化して
ドンドン与えていく事で、

スタッフは成長し、
そして、意欲を継続的に
保ってくれる事が出来ます。

 

稼ぎたいと思っているスタッフは
独立します。

でも、転職したいというのは、
そのお店で成長機会がもう無いと考え、

いざ次のステップへ!と
スタッフは考えるモノです。

経営者からすると、
まだまだやる事あるのに、
と思うものですが、

スタッフは視点が違います。

 

「アイツ働かへんわ、ダメやわ」
と思う前に、

経営者として、そのスタッフの
存在価値を認めてあげているか、

間違えても、ほかのスタッフに
スタッフA君の不平不満を
言ってはいけませんが、
(無いと思いますが)

雇ってお金を払っているなら
少しでも売上を
上げてもらわないと
いけませんが、

 

表面的な売上の前に、
経営者からスタッフに
すべき事が出来ているかどうか、

これも定期的に考える事が
必要です。

 

自分の身の周りの事って、
大抵は、自分次第で
解決出来るモノです。

 

言い換えれば、
自分の身の回りで起こっている
ネガティブな事は、
自分自身が作っている、
とも言えます。

 

 

人がいくらでも
入ってくる業種であれば、
適度な対応でも問題は
大きくなりませんが、

今や貴重なスタイリストです。

 

100点満点のスタッフを
雇う事は難しいですが、

今50点のスタッフを
60点、70点にするのは、
経営者の仕事です。

 

 

人は言葉が無ければ、
想いは伝わりません。

スタッフへ言葉で
伝えているかどうか、

褒める事って、
甘やかしではなく、
存在承認です。

 

週に1度くらいは
何らかの言葉を
掛けてあげる事は必要です。

 

 

 

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